「暮らすように旅をしよう!」 そんなキャッチフレーズで有名なAirbnb.comが、いよいよ日本でも流行の兆しを見せています。Airbnb.comとは、端的に言えば、民泊サービスを仲介するサイトです。個人所有の自室や自宅を、Airbnb.comを介して世界中に公開すれば、旅行者に有料で貸し出すことができるのです。かつては、旅といえば、旅館やホテルに泊まるのが当たり前でしたよね。しかし、2008年にAirbnb.comが創業されてからというもの、欧米を中心に旅のスタイルが変わりつつあります。今や多くの旅行者が、ホテルや旅館ではなく、個人宅に宿泊するようになっているのです。

私もインドを旅行した際、Airbnbに登録している一軒家に泊まったことがあります。数人で旅行していたので、個別にホテルの部屋を取るより、Airbnb.comに登録されている一軒家をシェアしたほうが安上がりだったのです。いくら安くても見知らぬ他人の部屋に泊まるのは嫌だな…、そんなふうに躊躇する人もいるかもしれません。しかし、私のはじめてのAirbnb経験は大変素晴らしいものでした。一軒家ですから、ホテルよりずっと広く、のびのびと過ごせます。さらに個人宅ですから、規格化されたホテルと違って、部屋のそこかしこにインドらしい生活感が漂っています。これが旅人の旅情をそそるのです。せっかく異国に来たのだから、異国の生活様式を経験したいものです。そんな旅行者の我が儘にうってつけのサービスが、Airbnb.comを仲介とする民泊サービスなのです。

実際にAirbnb.comを利用した経験は私に一つの啓示をもたらしました。「民泊サービスはビジネスになる!」。そのような確信を得るに至ったのです。民泊サービスにはホテルや旅館にはない魅力があります。「暮らすように旅をしよう!」。そんな旅人の欲望に応えてくれるのは、ホテルや旅館ではなく、民泊サービスなのです。そして、私は田舎の空き家を1軒、Airbnbに登録してみました。観光地から少し外れた立地ですので、いつも満員御礼とはいきませんが、ときどき海外からふらっと旅行者が訪れては、私が持て余していた空き家に滞在してくれます。その収益は副業としては十分過ぎるほどです。

民泊サービスはビジネスになるのです。円安化の影響で日本を訪れる外国人観光客が増加していることも追い風となることでしょう。今後の発展がますます期待されるビジネスだと確信しています。